銀河縦横断ウルトラクイズ
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

第5章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第10章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第4章
     5 6 7
第9章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第3章
          10 11 12 13 14
第8章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第2章
          10 11
第7章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第1章

        

第6章
 1 2 3 4 5 6 7 8


★ウルトラと人類の歴史編その1★

○新ミレニアム(第1章プロローグ)

西暦3001年。記念すべき31世紀の始まりであり、あたらしい千年紀の始まりでもあります。
地球から遠く離れた惑星ショットオーバー。この惑星にとっての月である、衛星バンジー
ジャンプにてこの物語は始まります。


○どっかで見たことあるような

衛星バンジージャンプの宇宙港に停泊している宇宙船バツゲーム号。

その広いコックピットの中で女の子が『人類の歴史』という小難しい本を顔の上に乗っけて
寝ています。おひるねをしたいときに読み始めると3秒で眠れそうだということで以前に
買ったらしいのです。この女の子の名前はポットちゃん。かつて地球でウルトラクイズを
復活させるべく大奮闘したというハットちゃんなる人物の子孫です。さてさて宇宙を
舞台にどんな風にウルトラクイズとかかわっていくのでしょうか?


○とりあえず歴史のおはなし

ポットちゃんが寝ている間にこの西暦3001年までの『人類の歴史』をちょっと見てみましょう。
地球に誕生した人類は21世紀以後どのようにして宇宙に進出していったのでありましょうか?


○21世紀のおはなし

20世紀末から21世紀初頭にかけてのSF小説などで人類が宇宙に進出していく際の
ストーリーの流れでは、大戦争が起こってそれに生き残った人達が地球政府を設立、
そして人類はそれを教訓にして宇宙へと飛び出していく・・・といったような感じのものが
多かったようです。しかしながら21世紀中、人類の歴史は戦争ではなく、主要国家の
破産から流れは急速になっていったのでありました。


○借金財政

当時、世界にハバをきかせていた主要国の中の1国に、アジアでブイブイいっていた
羽振りのいい国がありました。そう、ウルトラクイズを考えついた国です。

その国が借金財政を繰り返した結果、国の歳入(収入)にしめる国債費(借金ね)の割合が
90%を超えるという、まさに火炎瓶を背負ってペダルをこいでいるかのような火の車な
自転車操業になってしまい、程なく世界第二位の経済大国ともあろうものが21世紀を
半分過ぎた頃、経済的にパンクしてしまうのでありました。


○火はみるみるうちに・・・

その経済大国のパンクの影響はあっという間に世界各国に飛び火。わずか数年の間に
発展途上国どころか他のすべての主要先進国がもう笑うしかないようなにっちもさっちも
いかない状態になってしまい、人類は宇宙進出を目の前にしながら、一度文明を大幅に
後退せざるを得ないかのように思われました。

結局、21世紀には世界の人々が心配していた地球規模の核戦争は起こらずに、というか
起こすだけの力すらも失った状態になってしまったのでありました。

★ウルトラと人類の歴史編その1★

第5章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第10章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第4章
     5 6 7
第9章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第3章
          10 11 12 13 14
第8章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第2章
          10 11
第7章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第1章

        

第6章
 1 2 3 4 5 6 7 8